内容説明
暴力を制するために暴力に頼り、殺戮を止めるために殺戮に訴えることができるか、真実を救うために虚偽によることができるか。犠牲とは、勇気とはなにかという種々の問いに倫理の根源的問題を見いだす。
目次
第1章 道徳上の明白さの不確実な確実さ
第2章 快楽からロゴスへ
第3章 しなければならないという苦痛
第4章 したという意識あるいは苦痛について
第5章 する・意向
第6章 善をしなければならないこと
著者等紹介
仲澤紀雄[ナカザワノリオ]
1930年東京生まれ。1953年東京大学教養部教養学科卒業。専攻フランス哲学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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