構造主義の歴史〈下巻〉白鳥の歌1967~1992

構造主義の歴史〈下巻〉白鳥の歌1967~1992

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  • サイズ B6判/ページ数 556,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772004633
  • NDC分類 116.9
  • Cコード C0022

内容説明

構造主義思想はいかにして凋落したのか。

目次

第1部 いくつかの亀裂
第2部 六八年五月と構造主義、あるいは誤解
第3部 科学主義、美学、歴史のあいだの構造主義
第4部 構造主義パラダイムの衰退
第5部 時間、空間、対話性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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あたかもボルカー・ショックによってひとつの時代が区切られ、サッチャーやレーガンと役者を変えるかのように、構造主義の時代は突然幕を閉じた。80年にはロラン・バルトが交通事故によって死に、同年アルチュセールは妻を絞殺した。フーコーは83年に、ゲイだけが罹る未知の病と恐れられていたエイズで亡くなる。さらにアルチュセールの弟子のうちの何人かは、時代の反マルクス主義的な圧力に耐えかねて自殺したそうである。ピエール・マシュレは、「驚くべきことは、あれ以上の死者がでなかったことです」と述懐している。2020/11/15

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