感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hachi921
5
バーンスタインの交響曲からこの作品を知る。 大傑作かもしれない。この現代詩は、訳者の大橋氏が解説するように、オーデンの「人間論」と形容するのが最も正しいだろう。 この短い書物の中に、あまりにも膨大な世界が展開されており、正直何から語れば良いのか皆目わからない。しかし、個々から始まり、人生、人間の歴史へと途方もなく膨らみ、個へ帰っていくプロセスに、長い旅路を経たような安堵感、「静かな感動」があったという事だけははっきりと解る。 神の視点で描かれたような作品だ。2019/11/06
おかもと
0
むずすぎー。オーデンが見る前に跳べに至ったのは人生の不毛についてこのくらい考えての末なんやろうな。2022/08/25
-
- 和書
- 花と遊んでときどき仕事