目次
第1部 オートポイエーシス―生命の有機構成(生命およびその他の機械について;テレオノミーの不要性;オートポイエーシスの実現;オートポイエーシスの多様性;オートポイエーシスの現前;神経システム)
第2部 認知の生物学(問題;認知機能一般;認知機能各論;認知の神経生理学の諸問題)
出版社内容情報
多くの思想的パラダイムが破綻を来している今日、オートポイエーシス理論は未来の展望をかいま見ませてくれるものの一つである。それは自然科学ばかりではなくニクラス・ルーマンの社会学理論のような社会科学においても認知されつつある。本書は、この理論の創始者たちによる、最初の理論提示であり、マニフェストである。