内容説明
統計解析から得られた結果を正しく評価するための基本的知識や陥りやすい問題点について、統計の誤用例を通して分かりやすく解説した、既存の統計学の教科書とは異なったタイプの解説書。
目次
第1章 統計処理の前にグラフを作成しよう
第2章 パラメトリック検定とノンパラメトリック検定―ノンパラメトリック検定は万能か?
第3章 「有意差なし」≠「等しい」―第2種過誤率について考える
第4章 なぜ多重比較が必要なのか
第5章 いかなる場合も多重比較検定が必要か?
第6章 多重比較検定方法の選択
第7章 測定点を増やせばより良い解析結果が得られるのか?
第8章 連続データで表される要因の解析
第9章 2つの事象が発生するまでの時間の評価法
第10章 2つの事象を判別するモデル
第11章 単純な比較からの要因の検討へ
第12章 治療効果の評価方法―エンドポイントと評価の指標について