内容説明
うるさい鼾と片づけられていた睡眠時無呼吸症候群(SAS)の存在と重要性について、臨床の場において、ようやく正しい認識が定着してきた。SAS研究のエキスパート達が、過去20年にわたる研究業績の蓄積をコンパクトに解説。現在におけるSASの全貌を把握し、臨床の場での診断・治療ならびに今後の研究のためにも大いに役立つ書。呼吸器科のみならず、循環器科、小児科、耳鼻咽喉科、口腔外科まで。
目次
第1章 定義と分類
第2章 わが国の有病率と症状
第3章 診断基準と診断法
第4章 病態生理
第5章 治療
第6章 周辺疾患