内容説明
月のトータル・ヴィジュアルブック。太古より我々が語りつぎ、詩に詠み、祈りをささげてきた「月」。この不可思議なる天体の魅力を、文学、天文学、人類学、美術にいたる、あらゆる角度から紹介した、「月」の決定版。
目次
1 運命
2 月のはなし
3 月の神話
4 月の科学
5 月の神秘
6 月の図像学
7 月のことば
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや@灯れ松明の火
54
無意識にその姿を探している。紅を刷いた夕空に描かれた弧は睫毛のかたち、雲の遊ぶ青空にひっそり残るのは爪のかたち、今日はどんな顔を見せてくれるのかと。夜に降るやわらかい光が与えるのは静かな安らぎとさざめく不安、神々しさと禍々しさが揺らぐ秤の上。青ざめた翳りに古代の人々は哀しい物語を伝え、物憂げな横顔に詩人たちは切々とことばを綴った。科学者たちはすべてを知りたいと数値を測り、もっと近づきたいと宙に船を浮かべた。海を呼ぶ声が聞こえる、からだの奥から応える波音がする。その輝きを追いかけてしまうのは、むしろ必然。 2013/12/15
わんこのしっぽ
24
読友さんからお借りした本。闇に浮かんでいる月を見上げると色んな事を考えてしまう。そんな月に纏わるショートストーリー、詩、民話等々。色んな視点で月を捉えているから面白い。でもやっぱり写真に目が行ってしまう。こんな写真をいつか撮ってみたい。2014/02/27
K
10
古本市にて。装丁が美しくて買ってしまった。月について色々な角度から書かれている、興味深い一冊。写真や画像も多彩で眺めているだけでも良い。月の神話、月の都市伝説(?)、月と文学やアートが面白かった。読む人に対する配慮はあまりないので、ちょっと読みにくい。買ってよかった。天文学もいつか勉強したい。(社会人になったらかな。)2022/12/19
シュウ
8
月にまつわる物事を、月の写真とともに収録している。幅広く月に関して、知ることができる。気に入った本の1つ。2015/11/05
emi*
6
やはり、林完次さんの写真は美しい。月に纏わる色々なお話。月齢によって、事故が起きたり、手術にも関係が深かったりと、不思議で神秘な話の数々。萩原朔太郎や中原中也の詩がいい。もっと読んでみたくなった。2012/01/15




