内容説明
タワマンは都市を破壊する。新しい街づくりは、“タテ”に伸びる閉じたタワマンではなく、“ヨコ”に広がるストリート系都市であるべきだ。人の見守る優しい目が街を安全にし、人々のコミュニティを活性化させる。新しいストリート系都市は、一見無秩序に見える多様なものが、有機的に結びつくことで、息づいている。
目次
第1章 都市で起きているイノベーションを見逃すな(都会に戻ったら浦島太郎になった;オフィスはすべてカフェになる;ニッポンのIT経営者、歴史絵巻;IT系ニューリッチは、なぜアートを買うか;ワーケーション、本当に必要なの? ほか)
第2章 イノベーションはストリートから生まれる―ストリート系新都市論(都市と権威―ヒトラーからヒッピーへの系譜;タワマンに未来はない;アセットバリューからコミュニティバリューへ;ダイバーシティが都市を育てる;高速道路が奪った途中の風景 ほか)
第3章 対談「豊かな都市とは何か」それはDNAが知っている!―福田淳(スピーディ・グループCEO)×柳瀬博一(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
著者等紹介
福田淳[フクダアツシ]
スピーディ・グループCEO。1965年日本生まれ。日本大学芸術学部卒。ソニー・デジタルエンタテインメント社、ファウンダー。金沢工業大学大学院客員教授。横浜美術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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