内容説明
虫歯は細菌感染症です。それゆえ私たち歯科医療従事者は、虫歯に対してプラークコントロールという観点から歯ブラシを指導する習慣がついています。しかし、虫歯の本質は食生活習慣病であり、広い意味でのプラークコントロールを指導する必要があります。なんといっても大切なことは飲食の回数を減らすこと、このことに尽きます。虫歯は歯ブラシだけでは防ぐことができません。歯ブライを頑張ろうとするよりも、何をどのように食べるのか?に重点をおいて、健康な歯を育んでいきましょう。あなたでも今からできる虫歯ゼロ!
目次
1 なぜ虫歯ができるのか?
2 どういう人が虫歯になりやすいのか?
3 どの歯に虫歯ができやすいのか?
4 歯のどの部分に虫歯ができやすいのか?
5 虫歯の治療をしなければならない理由
6 虫歯と砂糖の関係
7 ブラッシングの重要性
8 定期検診の重要性
9 虫歯予防に良い物質
10 虫歯以外の問題点
虫歯予防勉強会に参加して
著者等紹介
杉山豊[スギヤマユタカ]
杉山歯科医院院長。歯学博士。1963年仙台市出身。岩手医科大学歯学部卒業。口の中の問題を多角的に、総合的に診断する重要性を痛感し、日本歯周病学会(専門医)、日本臨床歯周病学会(認定医、歯周インプラント認定医)、日本顎咬合学会(認定医)、日本インプラント学会(専修医)、国際先進学際歯科学会など多数の学会に所属し、自己研鑽を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。