出版社内容情報
教室での授業は進化しているのに、子どもの学力はなぜ低下し続けるのか? 最新の脳科学の視点から、子どもの教育について考える。
内容説明
教師と親は、子ども脳の調律師。最新脳科学の視座から教育と授業を考える。
目次
1時間目―算数(算数学力崩壊の謎;子どもの脳発達と算数能力;子ども脳の算数思考回路を活性化する)
2時間目―国語(物語の読解と子ども脳;国語教師を泣かせた宮澤賢治;他人の脳の中に入りこめる「脳」を育てる)
3時間目―社会(男の子の脳と女の子の脳;学校の怪談と記憶のミステリー;無意識の記憶・変形する記憶)
4時間目―理科(子ども脳と創造性;つぎはぎ細工する脳;子ども脳という名のイースター島)
5時間目―情報教育とネットモラル(二〇三五年の教室にて;情報教育と子ども脳;バベルの塔の積荷)
著者等紹介
戸塚滝登[トツカタキト]
1952年、富山県生まれ。富山大学理学部物理学科卒。1978年から2003年まで25年間、富山県内の公立小学校で教諭を務める。70年代末よりコンピュータ教育を実施、日本のコンピュータ教育のパイオニアの一人である。50歳になったのを機に早期退職し、長年の夢であった子どものための教育ソフトウェアの開発に従事している。パソコンを使いながら自然の中からサイエンスと数学を学ぶ子どもコンピュータスクールを創るのが夢。現在、早稲田大学子どもメディア研究所客員研究員、東京学芸大学自然科学系情報科学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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