内容説明
海の中道海洋生態科学館が拠点博物館となって九州内の5つの博物館と地域の教育機関が「九州地域ネットワーク事業推進協議会」を組織。博物館・教員・教育委員会などのメンバーが知恵を出し合い、テレビ電話を活用したネットワーク授業の実施、授業の案内や受付をするWebの制作、授業で活用できる学習素材を収録したCD‐ROMの作成、学校に届ける実物教材の入った箱「ディスカバリーボックス」、博物館を活用した授業モデル「学習パッケージ」などなど、様々な学習教材を開発した。本書は、これらの活動の成果を紹介するものである。
目次
博物館と学校へのメッセージ(博物館の情報化は学校に何をもたらすか;博物館を学校の教室にするために;学校と博物館がスムーズな共同学習をするために―TV会議を使った遠隔学習を事例にして)
博物館をみんなの教室にするためのヒント(ネットワーク授業の組み立て方と進め方―博物館側の留意点と課題;ネットワーク授業の組み立て方と進め方―学校側の留意点と課題;学校間交流学習と博物館交流学習を比較する ほか)
資料編(ネットワーク授業実施記録(平成13年度)
ディスカバリーボックス作成のポイント・内容物
ディスカバリーボックス一覧 ほか)
著者等紹介
堀田龍也[ホリタタツヤ]
静岡大学情報学部助教授
高田浩二[タカダコウジ]
海の中道海洋生態科学館
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。