出版社内容情報
異文化共生論、観光学に関わる基本的な概念や視点をおさえたうえで、具体的な事例や現代的課題を取り上げる、基礎から応用までカバーする異文化共生と観光の関係を学ぶための書。
観光による相互理解や地域再生などのポジティブな面のみではなく、誤解や摩擦等、今起こっている問題やこれからの課題にも目を向ける。
「です」「ます」調、総ルビで日本語初学者にも読みやすい設計。
【目次】
第1章 異文化共生と観光をつなぐ視点
は じ め に
1 観光と異文化共生はなぜ結むすびつくのか
2 「異文化共生」をどう捉とらえるか
3 本書の目的と構成
お わ り に
第2章 観光学の基礎理論
は じ め に
1 観光の定義と機能
2 観光の歴史的変遷と現代的意義
3 ゲストとホストの関係性
お わ り に
コラム1 文化は「わかりやすく」なると何なにが起こるのか――観光と文化の純化・商品化――
第3章 異文化共生の概念と理論
は じ め に
1 民族・文化・アイデンティティの基本概念
2 多文化主義と社会統合の理論
3 共生社会の構築に向けた視座
お わ り に
コラム2 観光はどこまで共生に貢献できるのか
第4章 観光と異文化接触
は じ め に
1 観光における文化摩擦
2 異文化理解とコミュニケーション
お わ り に
コラム3 聖地は誰だれがつくるのか
第5章 民族観光(エスニック・ツーリズム)とは何か
――「まなざし」の非対称性を乗り越えて――
は じ め に
1 タイの首長族の事例から
2 ベトナムの山岳民族の事例
お わ り に
コラム4 ハワイのネイティヴ・ハワイアン(先住民族)の復権運動と観光
第6章 ダバオにみる移民の歴史と共生を考える観光
は じ め に
1 ダバオという場所
2 日本人移民の渡航と定着
3 開拓と地域社会への関わり
4 日本人社会の形成
5 戦争による断絶と記憶の変化
6 この地における観光の役割
7 ダバオの事例から何を学ぶか
お わ り に
コラム5 ダバオとの出会い――旅の驚きと,土地の記憶にふれる――
第7章 離島におけるスポーツ交流と国際観光連携
――沖縄県石垣市にみる実践と課題――
は じ め に
1 石垣市における野球熱
2 観光と国際交流
3 石垣市における今後の課題
4 スポーツ交流を通じた異文化共生の可能性
お わ り に
コラム6 赤穂浪士から考える――観光による異文化理解
第8章 日本語能力を前提とする観光教育の課題と可能性
――専門学校における留学生教育のケーススタディ――
は じ め に
1 増加する留学生と日本語教育
2 留学生の生活の実態
3 留学生の観光教育における文化価値の理解
お わ り に
コラム7 テーマパークがつ
目次
第1章 異文化共生と観光をつなぐ視点
第2章 観光学の基礎理論
第3章 異文化共生の概念と理論
第4章 観光と異文化接触
第5章 民族観光(エスニック・ツーリズム)とは何か―「まなざし」の非対称性を乗り越えて
第6章 ダバオにみる日本人移民史の再構築と観光の可能性―接触領域・記憶・共生をめぐる一考察
第7章 離島におけるスポーツ交流と国際観光連携―沖縄県石垣市にみる実践と課題
第8章 日本語能力を前提とする観光教育の課題と可能性―専門学校における留学生教育のケーススタディ
第9章 観光と共生社会の未来―大阪市西成区を事例に
著者等紹介
谷口知司[タニグチトモジ]
東北大学大学院教育情報学教育部修士課程修了、博士(文化政策学)。岐阜女子大学文化創造学部、同大学院文化創造学研究科教授、京都橘大学現代ビジネス学部、同大学院文化政策学研究科教授、ミンダナオ国際大学客員教授を経て現職。現在、学校法人花園南学園専門学校日本デジタルカレッジエグゼクティブマネージャー。専門は観光学、文化情報学
須藤廣[スドウヒロシ]
東京外国語大学英米語学科卒業、高校教員を経て、法政大学大学院修士課程(社会学専攻)修了、日本大学大学院博士後期課程(社会学専攻)単位取得満期退学。北九州市立大学文学部教授、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授、法政大学大学院政策創造研究科教授を経て現職。現在、立命館アジア太平洋大学サステナビリティ観光学部客員教授。専門は観光社会学、文化社会学
早川諒[ハヤカワリョウ]
京都橘大学現代ビジネス学部都市環境デザイン学科卒業、法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了、修士(政策学)。和歌山大学大学院観光学研究科博士後期課程在籍。現在、学校法人花園南学園大阪観光ビジネス学院教員。専門は観光学、文化政策学、地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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