出版社内容情報
なぜ人間は壊し屋と化してしまったのか。
地球規模の危機に対して教育の力を利用し、共生教育を行うためのテキスト。共生の意識を深め、「食」を切り口としてあらゆる生物が相互に依存しながら生きている事実を見直し、また、人間同士の信頼関係を築いていくという原点に立ち返って考える。
【目次】
序 章 なぜ人間は壊し屋と化してしまったのか [鑓水 浩]
第1章 微生物との共生 [鑓水 浩]
はじめに
1.人体とマイクロバイオーム,腸内細菌
2.生物にとっての体内共生の意味
3.土壌微生物と植物
4.人間の行動への影響
5.教育への視点
おわりに
第2章 共生体系における食と人間 [鑓水 浩]
はじめに
1.現代社会における食の陥穽
? UPF(超加工食品)の実態と問題点
? 脂肪細胞とミクログリア
2.現代風の食事内容とディスバイオシス
3.ディスバイオシスへの対応
? 食生活の改善
? 運動の励行
4.教育への視点
おわりに
第3章 協力性,道徳性の陥穽 [鑓水 浩]
はじめに
1.人間の協力性の起源
2.協力性の機能進化
3.協力性の陥穽へ
4.教育への視点
おわりに
第4章 脳の進化による協力性の限界 [鑓水 浩]
はじめに
1.生物における腸管と神経系,島皮質の進化
2.ヒトにおける道徳性の進化と脳機能
3.背外側前頭前野による嫌悪感の正当化
4.教育への視点―味覚情報の活用―
おわりに
第5章 共生を揺るがす「ドーパミン中毒」 [鑓水 浩]
はじめに
1.行動するときの脳内機序
2.報酬とドーパミン
3.脳機能ホメオスタシスと「ドーパミン中毒」
4.教育への視点―「ドーパミン中毒」への方略―
? 一般的な対策
? 学校教育における方略
おわりに
第6章 ナッジと食育,道徳教育 [植田清宏]
はじめに
1.ナッジ(Nudge)と食育
2.道徳教育にナッジを活用する
3.栄養教諭と連携する道徳教育
? ねらいとする価値について
? 児童の実態について
? 教材について
? 指導のポイントについて
? 食育の視点
? ね ら い
? 本時の展開
おわりに
第7章 共生を実践する農業生産者 [手塚貴子]
はじめに
1.自然栽培の輸出米を生産するWakka Agri
?「この先,どうしようか」からたどり着いた自然栽培
? 出口さんとの出会い
? 中山間地域共通の悩み
? Wakka Agri の群像と地域とのWin-Win
? 改めて研究者として目指すもの
●コラム 細谷さんが考える「自然栽培」
目次
序章 なぜ人間は壊し屋と化してしまったのか
第1章 微生物との共生
第2章 共生体系における食と人間
第3章 協力性、道徳性の陥穽
第4章 脳の進化による協力性の限界
第5章 共生を揺るがす「ドーパミン中毒」
第6章 ナッジと食育、道徳教育
第7章 共生を実践する農業生産者
終章 共生科創設の提言
著者等紹介
鑓水浩[ヤリミズヒロシ]
旭川市立大学保健福祉学部教授。育英大学名誉教授。弘前大学大学院地域社会研究科後期博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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