経済学方法論 - 経済学を科学のひとつとして理解する

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  • サイズ A5判/ページ数 280p
  • 商品コード 9784771040366
  • Cコード C1033

出版社内容情報

経済学方法論は、経済学における仮定・推論・説明のあり方を研究する学問であり、科学についての科学哲学に対応する位置づけをもつ。本書は、経済学方法論と科学哲学・科学史・科学論の関係を、年代的・概念的に整理して説明した上で、よりよき経済学を展望する。


【目次】

序 論
 本書の構造
 経済学方法論の特質に関する3つの解説
 本書の目的と特質
 本書の使い方

第1章 科学についての「定説」
 分析命題とアポステリオリな総合命題
 理論と証拠
 科学的説明の本性
 論理実証主義者のプログラムのさらに大きな難問
 展  望
 練習問題
 論点1.1 公理化
 論点1.2 モデル
 論点1.3 形式主義
 普遍的知識……だからどうした?

第2章 実証的経済学のさまざまな方法論
 計量経済学という新しい学問分野
 ケインズ=ティンバーゲン論争
 経済学における法則
 「理論なき測定」論争
 コウルズ委員会とミルトン・フリードマンの実証的経済学の方法論
 サミュエルソンと記述主義論争
 展  望
 練習問題
 論点2.1 フリードマン以前の方法論
 論点2.2 測定
 論点2.3 実験
 予測……だから、どうした?

第3章 ポパーの発見の論理
 科学的発見の論理
 推測と反駁──科学的知識の成長
 歴史主義の貧困
 展  望
 練習問題
 論点3.1 デュエム=クワイン・テーゼ
 論点3.2 ポパーの状況分析
 論点3.3 テスト
 厳密性か関連性か……だからどうした?

第4章 クーンとラカトシュ
 トマス・クーン
 『科学革命』
 イムレ・ラカトシュ
 洗練された反証主義
 展  望
 練習問題
 論点4.1 経済学における研究プログラム
 論点4.2 経済学における科学革命?
 論点4.3 事実
 総合……だからどうした?

第5章 科学知識の社会学
 科学知識の社会学(SSK)
 エディンバラ学派のストロング・プログラムと実験室研究アプローチ
 相対主義、実在論、価値
 科学知識の経済学(ESK)
 展  望
 練習問題
 論点5.1 学問分野のひとつとしての経済学
 論点5.2 ケース・スタディという方法
 論点5.3 フェミニスト科学哲学およびフェミニスト政治経済学
 科学を監査する……だからどうした?

第6章 レトリック、ポストモダニズム、多元論
 レトリック・アプローチ
 ポストモダニズム
 多元論
 展  望
 練習問題
 論点6.1 アナロジーとメタファー
 論点6.2 ポール・ファイヤアーベント
 論点6.3 経済学における実在論と因果的説明
 コミュニケーションと会話……だからどうした?

第7章 経済学における価値判断
 方法論的価値判断
 経済学の概念と説明の価値負荷性
 合理的選択に基づく説明が暗に示す倫理的