日記で紐解く蔣介石の戦時外交―日中戦争と国際関係

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日記で紐解く蔣介石の戦時外交―日中戦争と国際関係

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771040236
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報

「単純」な「日中戦争」から、「複雑」な国際戦争の舞台裏へ
蒋介石は、大国が支配する国際政治の力学をどう利用したか。彼の日記から、「抗日」という枠組みを超え、米・英・ソを巻き込んだグローバルな権力ゲームの実相を解明する。


【目次】

序 章 ?介石の外交戦略から日中戦争を再考する
 1 グローバル・ヒストリーから見る日中戦争──?介石の「架橋的役割」
 2 ?介石研究の歴史的展開とその現代的意義
 3 先行研究の課題と本書の問題意識
 4 本書の構成
 5 研究方法と資料

   第Ⅰ部 ?介石の対英米外交──期待と批判のはざまで

第1章 日中戦争と英米
 1 戦間期のアジア情勢と英米
 2 日中戦争以前における?介石の対英米外交
 3 日中戦争の勃発と対英米外交の展開

第2章 英国に対する不満の噴出と米国に対する期待
 1 武漢会戦期における?介石の英国批判
 2 英国との財政援助交渉
 3 英仏との軍事提携構想
 4 日英東京会談
 5 対米外交の重要性
 6 米国の対外政策の活発化とローズベルトに対する敬意
 7 日英東京会談と米国
 8 ヨーロッパ戦争勃発前夜
 9 米国に対する不満

第3章 ヨーロッパ戦争の勃発と英米への非難
 1 フランスの妥協策
 2 英国との交渉
 3 英米の極東政策をめぐる意見の相違
 4 米国に対する期待、不満と財政援助交渉
 5 米国借款の難航
 6 援?ルートの閉鎖
 7 英米に対する?介石の失望
 8 米国借款の獲得と?介石の不満

第4章 三国同盟の締結と中国の地位の向上
 1 ?介石の興奮と懸念
 2 対英米外交の新展開
 3 中英米三国提携案交渉
 4 日本の汪兆銘傀儡政権承認と英米の経済援助
 5 中英軍事提携問題
 6 米国に対する飛行機獲得交渉
 7 米国の物資援助
 8 英米との交渉における平等地位の追求

第5章 同盟への道とその暗い影
 1 米国の参戦問題
 2 日本の南進に関する英米への期待と不満
 3 中英軍事提携交渉と米国
 4 英米に対する肯定および批判
 5 日米交渉の破綻
 6 太平洋戦争の勃発

   第Ⅱ部 ?介石とソ連──日ソ戦誘発の試みを中心に

第6章 「日ソ先戦」論からソ連出兵問題
 1 日中戦争前の?介石の「日ソ先戦」論
 2 日中全面戦争の勃発とソ連への直接出兵要請
 3 中ソ相互援助条約の提議

第7章 日中和平工作と日ソ戦
 1 高宗武の対日折衝
 2 近衛内閣の改造──板垣陸相への期待
 3 高宗武の渡日

第8章 張鼓峰事件
 1 張鼓峰事件の勃発と?介石の観測
 2 本格的な軍事衝突の勃発
 3 日ソ停戦

第9章 日中戦争と世界大戦を結び付ける最初の試み──ソ連を介として
 1 ミュンヘン会談前後における?介石の懸念
 2 チェコスロバキア併合と?介石の日

内容説明

蔣介石は、日中戦争において国際政治の力学をいかに利用したのか。「抗日」という枠組みを超え、アメリカ・イギリス・ソ連を巻き込んだグローバルな外交戦略の実相を、彼の日記を中心に一次史料から解明する。

目次

序章 &#34083
介石の外交戦略から日中戦争を再考する
第1部 &#34083
介石の対英米外交―期待と批判のはざまで(日中戦争と英米;英国に対する不満の噴出と米国に対する期待;ヨーロッパ戦争の勃発と英米への非難;三国同盟の締結と中国の地位の向上;同盟への道とその暗い影)
第2部 &#34083
介石とソ連―日ソ戦誘発の試みを中心に(「日ソ先戦」論からソ連出兵問題;日中和平工作と日ソ戦;張鼓峰事件;日中戦争と世界大戦を結びつける最初の試み―ソ連を介して;日ソ開戦に対する期待の再燃)
第3部 &#34083
介石の抗日策と日本情勢分析(日本の国内情勢に対する判断と長期抗戦政策の確定;日中戦争の長期化;情勢の悪化と蔣介石の堅持;日本の南進政策と蔣介石の複雑な心情)
終章 &#34083
介石の外交戦略に対する評価

著者等紹介

陳春松[チンシュンソン]
1994年 中国福建省生まれ。現在、中国人民大学国際関係学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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