出版社内容情報
なぜ新渡戸稲造は国際社会の第一線で活躍することができたのだろうか。
「国際社会」の誕生に立ち会った人物として新渡戸稲造を捉え直し、彼の国内外での実践とその思想に迫る。近代日本外交におけるキリスト者の思想水脈を提示する。
【目次】
序 章 なぜ新渡戸稲造なのか
第1節 問題意識と目的
第2節 位置づけと方法
第1章 キリスト者新渡戸稲造と「ソシアリチー」の形成
第1節 札幌農学校の位置と道徳主義
第2節 ジョンズホプキンス大学とアメリカ革新主義
第3節 クエーカー信仰と道徳観
小 括
第2章 デモクラシーの国際的広がりと国際社会改革
第1節 新渡戸稲造のデモクラシー論と「ソシアリチー」
第2節 重なり合う同級生ウィルソンのデモクラシー論
第3節 デモクラシーによる国際秩序形成の試み
小 括
第3章 新渡戸稲造の門下生たちの問題意識と社会的実践
第1節 「ソシアリチー」を受け継いだ教え子たち
第2節 国際労働機関における前田多門と日本の社会課題
第3節 太平洋問題調査会における国際協力
小 括
補論 戦間期における女性平和運動の広がり
第4章 国際社会への復帰と新渡戸門下生の役割
はじめに
第1節 戦後教育改革とデモクラシーの再建
第2節 戦後日本におけるユネスコ精神とその意義
第3節 国連加盟と戦後日本の新たな使命
小 括
終 章 新渡戸稲造から見える世界
第1節 「国際社会の誕生」と新渡戸稲造
第2節 本書の課題と今後の展望
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