出版社内容情報
共感し夢中になる人の心理に接近することで
コンテンツ消費を読み解き、
経済学を「人間学」として捉え直す。
私たちが何かに夢中になる、熱中するという行動はこれまでの経済学の理論では十分に説明がされてこなかった。1つのことに魅了される人間の心理やサブカルチャーの誕生・発展を「共感」や「ホスピタリティ」の視点から切り込み、従来の経済学理論の枠組みを刷新・拡張することを試みる。
内容説明
私たちが何かに夢中になる、熱中するという行動はこれまでの経済学の理論では十分に説明がされてこなかった。ひとつのことに魅了される人間の心理やサブカルチャーの誕生・発展を「共感」や「ホスピタリティ」の視点から切り込み、従来の経済学理論の枠組みを刷新・拡張することを試みる。
目次
1章 経済学と合理性―批判的検討―
2章 人間の心理と経済学
3章 オタク文化とサブカルチャー―経済学の拡張―
4章 サブカルチャーを生み出す原動力―コンテンツ消費の経済学―
5章 女性オタクと熱狂的消費の心理的要素
6章 ホスピタリティの経済学的基礎―共感の経済学―
7章 ホスピタリティと主体的行動の意義
8章 コンテンツ消費と記憶
著者等紹介
牧和生[マキカズオ]
1985年生まれ。青山学院大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程修了。博士(経済学)。青山学院大学経済学部非常勤講師、同大学助教、九州国際大学現代ビジネス学部特任准教授、同大学准教授を経て、京都橘大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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