出版社内容情報
カメラに“映る”、難民の“移ろう”姿
「難民を撮る」とはどういうことなのか? 本書は、地域研究者であると同時に映像作家でもある筆者が、15年にわたるタイ・ビルマ国境に生きるカレン難民の参与観察とドキュメンタリー制作を通して、映像表現の可能性と限界を問うものである。
内容説明
本書は、地域研究者であると同時に映像作家でもある筆者が、15年にわたるタイ・ビルマ国境に生きるカレン難民の参与観察とドキュメンタリー制作を通して、映像表現の可能性と限界を問うものである。
目次
序章 難民に付与されてきた「イメージ」
第1章 日常―『OUR LIFE 第一章:僕らの難民キャンプの日々』
第2章 越境―『OUR LIFE 第二章:夢の終わり』
第3章 故郷―『OUR LIFE エピローグ:故郷』
第4章 上映を通した視点の共振
終章 映像から見えてくる難民の「姿」
著者等紹介
直井里予[ナオイリヨ]
1970年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了、博士(地域研究)。国際ファッション専門職大学国際ファッション学部大阪ファッションクリエイション・ビジネス学科・専任講師。京都大学東南アジア地域研究研究所連携講師、シャンティ国際ボランティア会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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