出版社内容情報
哲学が疑い、克服すべき対象とされる「常識」。
「常識」「コモン・センス」をキーワードにスコットランド常識学派とプラグマティズムの哲学を読み解き、
よくあるイメージに尽くされない豊かな英語圏の近代哲学史、思想史の解明に挑む。
内容説明
哲学が疑い、克服すべき対象とされる「常識」。「常識」「コモン・センス」をキーワードにスコットランド常識学派とプラグマティズムの哲学を読み解き、よくあるイメージに尽くされない豊かな英語圏の近代哲学史、思想史の解明に挑む。
目次
第1部 スコットランド常識学派(もう一つの「共通感覚」の歴史―センスス・コムニスの倫理的用法と近世イギリス哲学;言語の目的と常識―バークリとリード;トマス・リードとスコットランド常識哲学の誕生;ウィリアム・ハミルトンの自然な実在論について)
第2部 スコットランド常識学派からプラグマティズムへ(ジョン・ウィザースプーンがアメリカに渡った社会背景から見る初期アメリカとコモン・センス哲学の親和性;アメリカ思想史の文脈から考察するプラグマティズムという思考様式;常識が曖昧であるとはどのようなことか―プラグマティズムの帰結としての批判的常識主義;「信念の倫理」と「信ずる意志」のはざま―クリフォード、ジェイムズ、そして二つの視線)
著者等紹介
大谷弘[オオタニヒロシ]
東京女子大学現代教養学部教授。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程満期退学(2007年)
青木裕子[アオキヒロコ]
中央大学法学部教授。博士(学術)。国際基督教大学大学院行政学研究科博士課程修了(2004年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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