出版社内容情報
あたらしい職業倫理の提唱
なぜ<延命>が否定的にとらえられるのか
「倫理」である以前に「生理学的」であり、そうであることだけが、死なせないことを職務として胸を張るような「倫理(もしかすると希望)となることを示そうと藻掻いて、本書は書かれた。
現代の<延命>にかかわる医療と看護の倫理についてあらたな視座をここに提示する!
内容説明
あたらしい職業倫理の提唱。なぜ“延命”が否定的にとらえられるのか。現代の“延命”にかかわる医療と看護の倫理について、あらたな視座をここに提示する!
目次
序章
第1部 “延命”をめぐる医療と制度(“延命”と見做される医療;“延命”をめぐる争点;“延命”に対応する方法の展開;“延命”という問題に応じるための保健医療福祉政策)
第2部 “延命”をめぐる看護とその倫理(看護実践のアイデンティティをめぐる争点;クーゼにおける“ケアの倫理”批判;“延命”の医療における看護の機能)
終章 “延命”の医療における看護の倫理
著者等紹介
柏〓郁子[カシワザキイクコ]
札幌市に生まれる。短期大学および大学を卒業後、看護師として病院勤務し、医師と結婚して退職。ほぼ主婦となり海外を含む11回の転居生活を経て離婚。その後修士課程に進学し、2023年3月立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程修了。現在、東京女子医科大学看護学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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