抵抗への参加―フェミニストのケアの倫理

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抵抗への参加―フェミニストのケアの倫理

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784771037786
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0011

出版社内容情報

世界的なベストセラー『もうひとつの声で』に自ら応答した本、いよいよ日本で出版!

ケアの倫理は、フェミニストの倫理であると同時に人間の倫理である 

ケアの倫理の金字塔『もうひとつの声で』の刊行から時を経て、ギリガンがたどりなおす抵抗の軌跡。
出版後に向けられたフェミニストからの批判への応答に加え、ギリガンの半生の語りと、そこから紡ぎだされるケアの倫理をめぐるアカデミックエッセイ

愛の要求も民主主義社会における市民権の要求も、同じひとつのものだということを教えてくれる少女たちと女たちの声をここに読む!

本邦初訳

内容説明

ケアの倫理は、フェミニストの倫理であると同時に人間の倫理なのだ。ケアの倫理の金字塔『もうひとつの声で』の刊行から時を経て、ギリガンがたどりなおす抵抗の軌跡。ギリガンの半生の語りと、そこから紡ぎだされるケアの倫理をめぐるアカデミックエッセイ。

目次

第1章 未来を見るために過去を振り返る―『もうひとつの声で』再考(正義対ケア論争の先にある議論に向けて;なぜケアの倫理は攻撃にさらされているのか―家父長制への通過儀礼;鍵としての少女と女の声―家父長制への抵抗)
第2章 わたしたちはどこから来て、どこへ向かうのか(わたしたちはどこから来たのか;わたしたちはどこまで来たのか;わたしたちはどこへ向かうのか;なぜわたしたちは、いまなおジェンダーを研究する必要があるのか)
第3章 自由連想と大審問官―ある精神分析のドラマ(『ヒステリー研究』と女たちの知;トラウマの隠蔽;女たちの抵抗、男たちとの共闘;大審門官の問いかけ―愛と自由を引き受けるために)
第4章 抵抗を識別する(美術館で;もし女たちが…;抵抗;完璧な少女たちと反主流派たち;少女を教育する女/女を教育する少女)
第5章 不正義への抵抗―フェミニストのケアの倫理(ケアという人間の倫理―少年たちの秘密;ケアの倫理が目覚めるとき―民主主義を解放するために)

著者等紹介

小西真理子[コニシマリコ]
大阪大学大学院人文学研究科准教授。専門は臨床哲学、倫理学

田中壮泰[タナカモリヤス]
立命館大学文学部授業担当講師、東海大学文化社会学部非常勤講師。専門はポーランド文学、イディッシュ文学、比較文学

小田切建太郎[オタギリケンタロウ]
熊本学園大学社会福祉学部准教授。専門は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。