出版社内容情報
本来の仏教はこれほどにも実践的な心理学だった!
現代を生きる人々の心の悩みに仏教の智慧がどう活かせるのか。本書ではさまざまな切り口からその可能性が具体的に論じられる。
生きている限り、悩むことは避けられない。しかし、賢明に悩むことができれば、悩みは成長の糧に変わる。その秘訣を本書から学んで欲しい。藤田一照(曹洞宗僧侶・曹洞宗国際センター前所長)
仏教と心理学とのコラボレーションもまた、「仏教をアップデートする」一つの試みとして位置づけることができると思います。これは言い換えれば、現代を生きる人々の悩みや苦しみが表出する場面において、仏教のもつ「智慧」がどのように活かされるのかを示すための試みであるとも言えるでしょう。(「あとがき」より)
内容説明
本来の仏教はこれほどにも実践的な心理学だった!
目次
序章 仏教は現代人の心の悩みに答えることができるのか
第1章 3つの質問で本当の自分に出会う内観療法―心身一如のコンセプトと共に
第2章 仏教カウンセリングの実践―いのちのはたらきを聞くということ
第3章 生き抜くためのスピリチュアルケア―精神科領域におけるスピリチュアルケアの実践
第4章 スピリチュアルケアとその専門職の養成
第5章 マインドフルネスからコンパッションへ―ブッダの観察戦略と間主観性への展開
第6章 ブッダの正法の意義と初期仏教修行の実際
第7章 日本人のこころと仏教―現代人における無自覚的超越性
著者等紹介
坂井祐円[サカイユウエン]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。公認心理師、臨床心理士、真宗大谷派僧侶。現在、仁愛大学人間学部心理学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かずぼう
kanki
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