「ひきこもり当事者」の社会学―当事者研究×生きづらさ×当事者活動

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「ひきこもり当事者」の社会学―当事者研究×生きづらさ×当事者活動

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771036185
  • NDC分類 368
  • Cコード C1036

出版社内容情報

本書は、「ひきこもり」の当事者活動へのフィールドワークを通して、「ひきこもり」を社会学的に考えると同時に、かつて「ひきこもり」を経験した著者自身の自己をも探求していく試みである。本書において著者は、自身の問題経験を出発点にした自分史と、フィールドワークで出会った人々との対話を通して、読者に対して「ひきこもり」についての新たな視角を提示しようとしている。

内容説明

本書は、「ひきこもり」の当事者活動へのフィールドワークを通して、「ひきこもり」を社会学的に考えると同時に、かつて「ひきこもり」を経験した著者自身の自己をも探求していく試みである。本書において著者は、自身の問題経験を出発点にした自分史と、フィールドワークで出会った人々との対話を通して、読者に対して「ひきこもり」についての新たな視角を提示しようとしている。

目次

「ひきこもり」小史―「ひきこもり」の当事者活動を中心に
第1部 当事者研究としての社会学(方法としての自分史―当事者学としての自分史の可能性;社会学的な当事者研究へ向けた試論―私が直面した研究をするにあたっての方法論的問題点の整理)
第2部 「ひきこもり」の自分史(私が育った環境・場所・時代;不登校からひきこもり、そしてその後 ほか)
第3部 「ひきこもり」の生きづらさはどう理解できるか(「ひきこもり」当事者の規範的/多元的なアイデンティティ―「親からの期待」に対峙する自己の語り;「ひきこもり」と親密な関係―当事者の生きづらさの語りにみる性規範 ほか)
第4部 「ひきこもり」の当事者活動を考える(「社会/自己」を志向する「ひきこもり」当事者活動―当事者団体グローバル・シップスこうべ(ノア)を事例に
「ひきこもり」の当事者として“支援”するということ―「当事者というカテゴリー」を読み替える実践としての当事者活動 ほか)

著者等紹介

伊藤康貴[イトウコウキ]
1984年福井県吉田郡永平寺町生まれ。2015年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。2017年博士(社会学)(関西学院大学)。2018年より長崎県立大学地域創造学部公共政策学科講師。専門は社会学、当事者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たろーたん

3
覚書。勉強になったのは「ひきこもり小史」と「方法としての自分史」のところ。「ひきこもり小史」。ひきこもりという言葉は、1980年代から90年代にかけて不登校の文脈において用いられ、精神医療における問題として立ち上がっていき、次第に不登校の文脈から分化して社会問題となっていく。ひきこもりを有名にしたのが2000年前後に刑事事件であり、そこからひきこもり=犯罪リスクという見方が広がり、それを解決するための民間支援機関や家族会が各地に設置され、行政も動き出す。(続)2022/11/14

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