出版社内容情報
クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 第2巻
同性婚がゴールとされることで隠蔽されるものは何か。結婚制度の政治性をあぶりだし、異性愛主義的家族規範を問いなおす試み。
シリーズ:クィア・スタディーズをひらく(全3巻)
クィア・スタディーズをひらく 1 アイデンティティ
内容説明
同性婚がゴールとされることで隠蔽されるものは何か。結婚制度の政治性をあぶりだし、異性愛主義的家族規範を問いなおす試み。クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ第2巻。
目次
第1章 国勢調査と同性カップル世帯―排除と可視化のはざまで
第2章 ようこそ、ゲイ・フレンドリーな街へ―スペースとセクシュアル・マイノリティ
第3章 女性同士の“結婚”
第4章 忘れられた欲望と生存―同性婚がおきざりにするもの
第5章 結婚制度の政治性と同性婚―同性婚によって正当化される結婚制度
第6章 天皇制とジェンダー/セクシュアリティ―国家のイデオロギー装置とクィアな読解可能性
第7章 家族の物語からのクィアな逸脱―角田光代『八日目の蝉』にみる時間と空間
著者等紹介
菊地夏野[キクチナツノ]
名古屋市立大学大学院人間文化研究科教員。専門は、社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究
堀江有里[ホリエユリ]
日本基督教団京都教区巡回教師、清泉女子大学ほか非常勤講師。専門は、社会学、レズビアン・スタディーズ、クィア神学
飯野由里子[イイノユリコ]
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員。専門は、ジェンダー/セクシュアリティ研究、ディスアビリティ研究
赤枝香奈子[アカエダカナコ]
筑紫女学園大学現代社会学部教員。専門は、社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究
釜野さおり[カマノサオリ]
国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部研究員。専門は、社会学、SOGI人口学、ジェンダー/セクシュアリティ研究
志田哲之[シダテツユキ]
早稲田大学人間科学学術院教員。専門は社会学、セクシュアリティ研究、家族社会学
清水晶子[シミズアキコ]
東京大学大学院総合文化研究科教員。専門は、フェミニズム理論、クィア理論
長山智香子[ナガヤマチカコ]
名古屋大学大学院人文学研究科教員。専門は、文化研究、メディア・映像研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カモメ
xxx