クィア・スタディーズをひらく〈2〉結婚、家族、労働

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クィア・スタディーズをひらく〈2〉結婚、家族、労働

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  • サイズ 46判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784771035607
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C1336

出版社内容情報

クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 第2巻
同性婚がゴールとされることで隠蔽されるものは何か。結婚制度の政治性をあぶりだし、異性愛主義的家族規範を問いなおす試み。

シリーズ:クィア・スタディーズをひらく(全3巻)
クィア・スタディーズをひらく 1 アイデンティティ

内容説明

同性婚がゴールとされることで隠蔽されるものは何か。結婚制度の政治性をあぶりだし、異性愛主義的家族規範を問いなおす試み。クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ第2巻。

目次

第1章 国勢調査と同性カップル世帯―排除と可視化のはざまで
第2章 ようこそ、ゲイ・フレンドリーな街へ―スペースとセクシュアル・マイノリティ
第3章 女性同士の“結婚”
第4章 忘れられた欲望と生存―同性婚がおきざりにするもの
第5章 結婚制度の政治性と同性婚―同性婚によって正当化される結婚制度
第6章 天皇制とジェンダー/セクシュアリティ―国家のイデオロギー装置とクィアな読解可能性
第7章 家族の物語からのクィアな逸脱―角田光代『八日目の蝉』にみる時間と空間

著者等紹介

菊地夏野[キクチナツノ]
名古屋市立大学大学院人間文化研究科教員。専門は、社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究

堀江有里[ホリエユリ]
日本基督教団京都教区巡回教師、清泉女子大学ほか非常勤講師。専門は、社会学、レズビアン・スタディーズ、クィア神学

飯野由里子[イイノユリコ]
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員。専門は、ジェンダー/セクシュアリティ研究、ディスアビリティ研究

赤枝香奈子[アカエダカナコ]
筑紫女学園大学現代社会学部教員。専門は、社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究

釜野さおり[カマノサオリ]
国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部研究員。専門は、社会学、SOGI人口学、ジェンダー/セクシュアリティ研究

志田哲之[シダテツユキ]
早稲田大学人間科学学術院教員。専門は社会学、セクシュアリティ研究、家族社会学

清水晶子[シミズアキコ]
東京大学大学院総合文化研究科教員。専門は、フェミニズム理論、クィア理論

長山智香子[ナガヤマチカコ]
名古屋大学大学院人文学研究科教員。専門は、文化研究、メディア・映像研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カモメ

3
60年代以降の女性同士の結婚記事には、当人たちが従来の男女役割を踏襲していたり、取材側にステレオタイプがあったという特徴がある。また子どもがなく一般的な男女より強い愛情による結びつきとされたり、入籍(養子縁組や妹となる)という言葉が多い。婚姻届を出していないから結婚とみなせないとは書いてなく、内縁関係が多かったからと推察される。専業主婦を優遇する制度が導入されていったのが80年以降というのも家族の在り方に関係しているのであろう。そのほか、天皇制自体が性差別や異性愛主義を内包するという指摘も興味深かった。2022/08/20

xxx

1
・日本の国勢調査に同性カップルが想定された質問がないのは問題だろう。同性カップルは日本にいない、とでもいうのだろうか ・クィアと空間の話。ゲイたちはかつて公園や公衆トイレなどパブリック・スペース(異性愛空間)のただ中にプライベート・スペース(クィア的空間)を構築していった。その転覆性からネオリベ的ヘテロノーマティブな空間を批判する ・同性婚が総じてプラスの面を持つわけではない。クィア間の経済格差を透明化してしまったり、カップル規範を強め新たな「ノーマル」を押し付ける形になる→2023/01/27

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