出版社内容情報
食にあふれた日常の中で,人はなぜ食を求めて旅に出るのだろうか.
新型コロナウィルス感染症の拡大により食と旅は大きな傷を負ったが,人々が「食とは何か,旅とは何か」という問いを持つきっかけにもなった.
「食」は我々を遠い異国の地にまで引き寄せる力を持っている!
本書第Ⅰ部ではゲスト側の視点を中心とした「食と旅」について,第Ⅱ部では旅行者を迎え入れるホスト側の視点を中心とした「フードツーリズムと地域・産業」を具体的な事例とともに解説.
内容説明
食にあふれた日常の中で、人はなぜ食を求めて旅に出るのだろうか。新型コロナウイルス感染症の拡大により食と旅は大きな傷を負ったが、人々が「食とは何か、旅とは何か」という問いを持つきっかけにもなった。第1部ではゲスト側の視点を中心とした「食と旅」について。第2部では旅行者を迎え入れるホスト側の視点を中心とした「フードツーリズムと地域・産業」を具体的な事例とともに解説。
目次
第1部 食と旅(食をめぐる旅―他者のアイデンティティと異文化を味わう旅;食と地域、観光対象としての「食」―日本料理、郷土料理とご当地グルメ;地域の日常と食が紡ぐ旅―ベルリン、サン・セバスチャン、八戸;中国茶愛好者の旅―フードツーリズム概念の広がりに向けて;旅の動機と行動をつなぐメディアと交通―人は、なぜ「食べてみたい」「行ってみよう」と思うのか)
第2部 フードツーリズムと地域・産業(食による地域価値創造―西宮市の都市文化と日本酒・スイーツを活かした旅;食のブランド化とまちづくり―近江からの報告;酒蔵による観光戦略―海の京都の酒蔵を活かしたフードツーリズム;フードツーリズムと観光地域創造―泉州の事例から;これからのフードツーリズム―地域アイデンティティ、産業の課題、「正しい」食を求める動き)
著者等紹介
中村忠司[ナカムラタダシ]
日本フードツーリズム学会会長。東京経済大学コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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