内容説明
私たちは、髪を整え、化粧をし、衣服に身をつつみ、無臭という名の香水をまとう。日常生活と切りはなすことができない美容化粧服飾をテーマに、強かな戦略と抵抗からなる社会的ダイナミズムとその現在形を、理論とデータの両面から描く。
目次
第1章 メイク規範の裏側にあるものとは―メイク(その1)
第2章 「若さ」と「幼さ」の価値とは―メイク(その2)
第3章 無臭という香りをまとう―フレグランス
第4章 印象を決める身体の最上部―ヘアメイク
第5章 美しいからだへの欲求―ダイエット・エステ・美容整形
第6章 ブランド化と消費社会―アクセサリーとハイブランド
第7章 らしさの構築と脱構築―コスチューム(その1)
第8章 象徴と系統―コスチューム(その2)
著者等紹介
栗田宣義[クリタノブヨシ]
国際基督教大学教養学部(哲学専攻)卒業。上智大学大学院文学研究科(社会学専攻)博士後期課程満期退学後、論文提出により、博士(社会学)学位取得。国際基督教大学助手、武蔵大学教授ならびに社会学部長、関西国際大学副学長を経て、甲南大学文学部教授。専門は、文化社会学、社会運動論、理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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