内容説明
空洞化が叫ばれて久しい日本の国会、その解決策はあるのか。英仏独日各国議会の制度・運用の比較分析を通じて、日本の国会の問題点とその改善のための提言を行う。
目次
序章 議会の制度・運用の分析モデル
第1章 議会の活動機関としての本会議と委員会
第2章 与党による事前審査制と政府の議事運営への関与
第3章 予算・予算関連法案の両院関係
第4章 委任立法に対する国会の統制
第5章 国政調査権の制度と運用
第6章 議員立法の制度と実際
終章 日本の国会審議の効率性と代表性
著者等紹介
武蔵勝宏[ムサシカツヒロ]
1961年生れ。同志社大学政策学部教授。1984年神戸大学法学部卒、同年参議院事務局入局、名城大学法学部助教授、同志社大学大学院総合政策科学研究科教授を経て2010年から現職。神戸大学より博士(法学)、大阪大学より博士(国際公共政策)を取得。2000年ロンドン大学客員研究員、2015‐16年ロンドン大学高等法学研究所にて在外研究。専門は立法過程論、議会制度論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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