目次
序章 なぜ在日ムスリムの声を聴くのか
第1章 在日ムスリムを取り巻く環境
第2章 在日ムスリムの声を聴く1―生活編
第3章 在日ムスリムの声を聴く2―教育編
第4章 在日ムスリムの声を聴く3―偏見等
第5章 どのように配慮すればいいのか
終章 対話による多文化共生社会の実現をめざして
著者等紹介
大橋充人[オオハシミチト]
1965年生まれ。金沢大学文学部文学科言語学研究室でアラビア語を研究。1988年3月卒業。その後、プライベートでエジプトに4か月ほど滞在し、帰国後に就職。ムスリムとは無縁の生活をしていたが、仕事の関係で在日ムスリムの存在を知り、もっと深く知りたいとの思いから、働きながら研究のできる日本福祉大学大学院国際社会開発研究科修士課程(通信教育)に入学。2020年3月修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
61
面白かった。 愛知県の事例研究。 通信制の修士課程で研究したそうで、もしかして、修論を本にまとめたのかな? 一粒で二度おいしいやり方ですねw 私も放送大の修論でそれ狙ったけど、書くのが精いっぱいだったハハハ ムスリムの日本はじめは一般的には1890年のオスマン帝国軍艦エルトゥールル号遭難事件から2021/10/30
ぞだぐぁ
1
名古屋モスクが在日ムスリム及び外国人支援者に行ったヒアリングを元にムスリムが日本で生活する上で困っていること、思っていることなどを纏めた本。 アンケート回答者及び配偶者の国籍が表になっていて、同国人同士のカップルか日本人と外国人のカップルでA国とB国の人のカップルの例はない。 印象に残ったのはハラール認証やモスクなど配慮して用意した物が過剰で、配慮されすぎて気にしてしまうということ。水とか野菜なんてわざわざ認証しないといけない物ではないし、礼拝だって専用の部屋でなくても融通が利くってあたりに感心。2021/04/13