目次
プラトン『国家』における二つの正義
アリストテレスの正義論―人間の中心的な能力と国家
古代末期の正義論―ストア派とプラトン主義の場合
アウグスティヌスの正義論
アンセルムスにおける「義」について
西洋一三世紀の正義論―iusとlexから考える
トマス・アクィナスによる広義の正義論
フォンテーヌのゴドフロワの正義論―一般的徳としての正義
スコトゥスにおける自由・平等・友愛
すべての徳の基底となる「法の正義」の在り方―トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン
初期近世道徳哲学とスピノザの正義概念
宇宙市民の可能性について
著者等紹介
山口雅広[ヤマグチマサヒロ]
1976年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、龍谷大学文学部准教授
藤本温[フジモトツモル]
1964年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、名古屋工業大学大学院工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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