内容説明
戦前期日本プロレタリア文化運動の生成・発展過程と、その中で生まれた運動のあり方を「模範的共産主義者」蔵原惟人とその後継者らを軸に考察。戦後日本共産党運動の源流としての文化運動という新たな視座も提示。
目次
序章 本書の課題と方法
第1章 プロレタリア文化運動の芽生えと同時期の思想状況
第2章 運動理論の大転換と文化運動組織の再編
第3章 文化運動組織の「分離・結合」とその背景
第4章 文化運動組織の発展と権威構造の形成
第5章 一九三〇年前後の党運動と文化運動
第6章 コップ結成後の文化運動の進展と衰退
終章
著者等紹介
立本紘之[タテモトヒロユキ]
1979年宮崎県生まれ。2015年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、法政大学大原社会問題研究所兼任研究員。独立行政法人国立公文書館調査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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