内容説明
言語心理学とは何か。その問いをラディカルに捉え直し、言語に対する心理学的な独自のアプローチを「臨床」から新たに展開する。
目次
第1部 理論編―臨床言語心理学とは何か(「臨床言語心理学」という学範は可能か;ことばの獲得;ことばの作用―臨床言語心理学に対する行動分析学からの提案)
第2部 研究編―臨床言語心理学的な研究方法論とは何か(パーソン・センタード・アプローチに対する分析―計量テキスト分析によるロジャーズの面接記録の検討;家族療法に対する分析;精神分析的心理療法(Sullivan)に対する分析―Sullivan遺産を原点として、テクノロジーを活用する
臨床行動分析的心理療法に対する分析)
著者等紹介
武藤崇[ムトウタカシ]
筑波大学大学院心身障害学研究科心身障害学専攻修了、博士(心身障害学)。現在、同志社大学心理学部・教授、同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント(WEST)研究センター・センター長、名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野・客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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