内容説明
市民一人ひとりと行政が知恵を出し合い、手を取りあって、創造と再生を繰り返して発展を続ける秋田県大館市。地域に眠る財産(地財)を活かして再生を果たした産業、“オールおおだて”で守り抜く伝統文化、SDGsを先取りした取り組みと環境ツーリズムの提言まで、全国の地方都市が目指すべき理想のモデルがここにある。
目次
第1章 SDGsを先取りするまちづくり―“ごでん回収”を日本のスタンダードに
第2章 既存技術の再評価と改良―消滅可能性都市から復活の狼煙
第3章 廃棄物から貴金属を生む―負の遺産を地財として活かす
第4章 自然と人との共生社会へ向けて―捨てればゴミ、活かせば資源
第5章 環境と調和したまちづくりのために―エコタウン計画、そしてエコフェア&フリマへ
第6章 市民の誇りは市民の手で―“オールおおだて”が生み出す巨大な力
第7章 地元へ、全国へ、そして世界へ―おおだて環境ツーリズムの提言
著者等紹介
大西正曹[オオニシマサトモ]
1942年兵庫県生まれ。現在、関西大学名誉教授。約40年間、東大阪を中心に各地の中小企業を訪問。全国いたるところに出没することから、経営者から「まいど教授」と呼ばれる。各地で経営者の後継者を集め次世代企業をめざして商品開発セミナーと第二創業塾を主宰。新聞、雑誌、テレビにて中小企業振興策を提言。現場の実情を踏まえた数多くの講演もこなす
森原英壽[モリハラエイジュ]
1965年大阪府生まれ。コトブキ・プランニング代表。株式会社リクルートホールデイングス、エン・ジャパン株式会社(いずれも現社名)を経て、コピーライティング事務所「コトブキ・プランニング」を開設。フリーランスとして約30年間、各種業界や官公庁などの発行媒体に関する企画・取材・執筆活動に取り組む。現場主義を実践し、取材対象者は数千名、人柄のにじむ傾聴と対話、対象者にとって読みやすい文章作成から「やさしいコピーライター」と呼ばれる。NPO法人やさしいデザイン理事。製造業集まれ!iStome2顧問。日本産業広告協会:テクノコピー賞。株式会社集英社週刊誌:キャッチフレーズ賞。HOYA株式会社メガネレンズ:キャッチフレーズ賞。大阪木津市場株式会社:写真コンテスト優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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