内容説明
定言命法や意志の自由はどのように法に関わるのか。なぜカントは法哲学を必要としたのか。カント法哲学の根底にある思想に迫る。
目次
第1部 法と道徳(法と道徳の関係をめぐる諸問題の整理;道徳法則と自由;批判から人倫の形而上学へ;法と権利;第1部まとめ)
第2部 自由にもとづく法のアプリオリな体系(私法;公法;第2部まとめ;結論)
著者等紹介
石田京子[イシダキョウコ]
1979年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻(倫理学分野)博士課程修了。博士(哲学)。現在、慶應義塾大学文学部倫理学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。