内容説明
中小企業の持続的発展には「経営理念の社内浸透・社外への発信」が不可欠であり、その効果的な方法は経営計画の策定・実行である。この視点から、中小企業における経営理念に基づく経営計画の有用性について理論と実践の両面から考察する。
目次
序章 中小企業と「経営計画」
第1章 中小企業における経営理念と経営計画の役割
第2章 中小企業における情報の非対称性
第3章 中小企業の発展段階と経営管理システム
第4章 中小企業における経営計画策定および実行に関する実態調査
第5章 中小企業における経営計画の活用事例
第6章 中小企業の発展段階に応じた経営計画と情報の非対称性緩和の視点
終章 中小企業に対する本書の貢献と残された課題
補論 真に顧客価値を高める金融機関だけが生き残る
著者等紹介
宮島康暢[ミヤジマヤスノブ]
名古屋学院大学博士(経営学)、中小企業診断士、1級ファイナンシャルプランニング技能士(CFP)、三重県中小企業家同友会会員。1963年長野県上田市生まれ。1986年東北大学経済学部卒業。(株)東海銀行(現(株)三菱UFJ銀行)入社。2000年名古屋中小企業投資育成(株)入社。2005年名古屋学院大学大学院経済経営研究科博士前期課程修了。2014年きずなコンサルティング・コーチング開業。2016年名古屋学院大学大学院経済経営研究科博士後期課程単位修得済満期退学。2017年博士(経営学)。現在、名古屋証券取引所二部上場の株式会社MIEコーポレーションにて常勤監査役を務めるほか、複数の中堅・中小企業の経営支援に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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