ヤスパース 暗黙の倫理学―“実存倫理”から“理性倫理”へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771031258
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3010

内容説明

ヤスパース哲学は「倫理学」といえるのか。「倫理学」からは一歩距離を置いていたヤスパース哲学を、実存的な“訴えかけの倫理”として浮き彫りにすることにより、そのアクチュアリティーを問い直す試み。ヤスパース倫理思想の新たな相貌に光を当てる。

目次

序論
第1章 「倫理学」としてのヤスパース哲学
第2章 “実存倫理”のメルクマール
第3章 “実存倫理”と“普遍倫理”の両極的弁証法
第4章 “実存倫理”から“理性倫理”へ
第5章 補論―包括者論と哲学的倫理学
結論

著者等紹介

中山剛史[ナカヤマツヨシ]
1963年東京都生まれ。1995年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、玉川大学リベラルアーツ学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。