内容説明
NPM改革としての指定管理者制度、サードセクターと公民協働、さらには、平成の合併後の自治体内分権の動き、住民自治などのコミュニティレベルのガバナンスの事例を分析し、ガバナンスの理論の発展とともに議論する。大きな変革期を迎える日本の今後の公共ガバナンスのあり方を理論と実践の両面から探る画期的な1冊。
目次
第1部 各次元におけるガバナンスの実態(日本における新たな非営利法人制度の導入とその動き;指定管理者制度と公立博物館;日本の市民活動における中間支援機能の実態;日本における行政・サードセクターの協働実態;国際的に見た日本の社会的企業の実態とその政策 ほか)
第2部 公共ガバナンス論の発展と展望(公共ガバナンス論の展開;マルチレベル・ガバナンスの中の市民自治の方法―コミュニティ・ガバナンスとは;新たなアクターとしてのサードセクターとその理論的位置づけ;日本における今後のガバナンス改革)
著者等紹介
金川幸司[カナガワコウジ]
1956年生まれ。埼玉大学大学院政策科学研究科修士課程修了。現在、静岡県立大学経営情報イノベーション研究科教授(博士:政策科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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