福祉国家論―所得分配と現代福祉国家論の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 411p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771030336
  • NDC分類 364
  • Cコード C3033

内容説明

真の福祉国家を求めて。福祉国家の再検討と制度改革。福祉国家批判の時は過ぎた。時は移り今日では福祉国家をどのように健全な姿に立て直すかが問われる時期である。福祉国家批判を経済学的観点から再検討し、新しい世紀の福祉国家像の基礎を展開。『アトキンソン教授の福祉国家論1』につづく後半部分を収録した、待望の全訳。

目次

現代福祉国家論の課題
第1部 イギリスおよびヨーロッパにおける所得の不平等と貧困(イギリスの所得分配に何が起きているのか?;ヨーロッパ諸国における所得分配;ヨーロッパにおける貧困、統計および進歩 ほか)
第2部 福祉国家の分析(福祉国家は必然的に経済成長の障害になるのか?;ナショナル・ミニマム?―イギリスにおける給付スケールの決定に関する曖昧さの歴史;イギリスにおける国家年金の発展 ほか)
第3部 ターゲティングと社会保障政策の将来(ターゲティングと家族給付;ソーシャル・セーフティネット―西側諸国の経験;欧州社会的セーフティネットに向かって? ほか)

著者等紹介

アトキンソン,アンソニー・バーンズ[アトキンソン,アンソニーバーンズ] [Atkinson,Anthony Barnes]
オックスフォード大学教授(ナッフィールド・カレッジ学長)、ケンブリッジ大学、ロンドン大学(LSE)教授を歴任。分配論、福祉国家論の世界的権威。2017年1月逝去

丸谷〓史[マルヤレイシ]
神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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