目次
社会経営、ディーセント・マネジメントから社会共生へ
第1部 社会共生学の思想と方法(資本と国民国家をいかに超えるか―「交換様式」論へのある疑問;労働処分権の喪失と新自由主義―民主的マネジメントと労働処分権の回復 ほか)
第2部 グローバル化と社会共生学(金融のグローバル化とコーポレート・ガバナンス改革;現代の多国籍企業と各国経済―株価重視の経営と社会 ほか)
第3部 社会共生学の日本的課題(トヨタ生産方式における「立ちん棒」から考える社会共生―人間尊重の働き方へのマネジメント;企業不正の発生メカニズムと不正防止策の効果―事例調査をふまえて ほか)
第4部 共生社会への展望と手がかり(閉ざされた共生社会―移民とアイヌの北海道;障害者雇用と経営学批判―共生社会へのアプローチ ほか)
著者等紹介
重本直利[シゲモトナオトシ]
1949年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。龍谷大学経営学部教授。専門は、社会経営学、経営組織論
篠原三郎[シノハラサブロウ]
1930年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科中退。市民科学研究所所員。専門は社会思想論
中村共一[ナカムラキョウイチ]
1950年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。岐阜経済大学経営学部教授。専門は、経営管理論、コーポレートガバナンス論、コミュニティ経営学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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