内容説明
2018年マルクス生誕200周年。2017年『資本論』刊行150周年、ロシア革命100周年。再び問われているマルクス主義。その原理を『空想より科学へ』を導きの糸として学ぶ。宗教改革、英・仏の市民革命を経て、マルクス主義へと結実してゆく豊かな思想史的背景をコンパクトに記述。
目次
第1章(マルクス主義の源泉―レーニンの見解;フランス啓蒙主義;ブルジョア民主主義の偽善 ほか)
第2章(弁証法を学ぶ意義;ヘーゲルの弁証法;フランス啓蒙主義者の弁証法 ほか)
第3章(唯物史観の構築;剰余価値の発見;資本主義生産の成立 ほか)
著者等紹介
岩本勲[イワモトイサオ]
1942年大阪府生まれ。1965年大阪大学法学部卒業。1971年大阪大学大学院法学研究科博士課程単位修了。1999年大阪大学博士(法学)。大阪産業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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