内容説明
明治期大阪砂糖商として一世風靡した二代伊藤茂七は、大阪と東京の二製糖会社を合併し、大日本製糖株式会社(日糖)成立の立役者となった。日糖事件に遭遇したが、日本の実業家として成長し、生涯、船場商人道を貫いた。本書は波乱に満ちた伊藤茂七の軌跡を探究し、大阪砂糖商史研究の嚆矢となるものである。
目次
大阪砂糖商と伊藤茂七
砂糖と砂糖商
大阪砂糖商(1):1868~1884年
大阪砂糖商組合の成立
大阪砂糖商(2):1885~1888年
洋糖商会の成立
大阪砂糖商(3):1889~1894年
日本精製糖と日本精糖の成立
伊藤茂兵衛と伊藤茂七
大阪砂糖商(4):1895~1899年〔ほか〕
著者等紹介
川端正久[カワバタマサヒサ]
1944年5月、大阪市生まれ。1960年4月、大阪府立天王寺高等学校入学。1963年4月、京都大学法学部入学。1981年4月~2013年3月、龍谷大学法学部教授。龍谷大学名誉教授。専門、アフリカ政治研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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