内容説明
神戸開港150年を記念する神戸市政総括の書。神戸市が直面する医療産業都市、神戸空港、長田南再開発の3大プロジェクトに関する現状分析と課題提起、及び大正以降の神戸市都市計画の特質を解明し、人口縮小時代の新たな計画コンセプトを提起する。
目次
神戸開港150年を迎えて
第1部 神戸が直面する3大プロジェクトの課題(神戸医療産業都市構想の推移、その背景;神戸空港は再び離陸できるか;新長田南再開発に未来はあるか)
第2部 神戸の都始政策百年(高度成長都市神戸の軌跡;20世紀神戸を方向づけたマスタープラン哲学;阪神・淡路大震災に遭遇して;人口縮小時代、神戸再生への視点)
著者等紹介
出口俊一[デグチトシカズ]
1948年兵庫県尼崎市生まれ。1971年関西大学法学部法律学科卒業。20年余、尼崎市内の3小学校(武庫東小、塚口小、名和小)に勤務。その後、立命館大学経済学部(講師/2004年度)、神戸松蔭女子学院大学(講師/2011~2013年度)に勤務。現在、阪南大学講師(2004年度~)、関西学院大学災害復興制度研究所研究員(2005年度~)、兵庫県震災復興研究センター事務局長(1995年1月~)。専門は人権教育論、災害復興論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。