「ポピュラーカルチャー論」講義―時代意識の社会学

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「ポピュラーカルチャー論」講義―時代意識の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784771028982
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0036

内容説明

「みんな」の文化は存在するのだろうか?インターネット/Jポップ/トレンディドラマ/少年ジャンプ/キャラクターグッズ/オカルト/フォーク・ミュージック…人々が楽しむ文化が描き出す、それぞれの時代の社会意識とは。社会学的視点から、「みんな」の文化としてのポピュラーカルチャーを、それを支える時代意識とともに考える架空の講義録。

目次

第1回 イントロダクション―文化の楽しさ、社会学の楽しさ
第2回 文化≒コミュニケーション―インターネットは「ポピュラーカルチャー」たりえるのか?
第3回 90年代音楽バブルとはなんだったのか?
第4回 トレンディ!な空間
第5回 少年ジャンプの弁証法
第6回 ファンシーが充満する80年代
第7回 あなたの知らない世界―70年代オカルトブームを考える
第8回 「私たちの歌」と「みんなの歌」―フォーク・ソングの変遷
最終回 ふたたび現在のポピュラーカルチャーを考える

著者等紹介

片上平二郎[カタカミヘイジロウ]
1975年東京生まれ。1998年上智大学理工学部化学科卒業。2002年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻(修士課程)修了。2007年立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻(博士後期課程)修了。2010年~2015年立教大学文学部文学科文芸思想専修助教。現在、立教大学、法政大学、明星大学兼任講師。理論社会学(主に批判的社会理論)、現代文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

7
著者はいま40代前半の社会学者(アドルノを中心に理論社会学の研究)。わたしの同年代だ。本書の狙いはポピュラーカルチャーを分析することで社会に共有された社会意識を取り出すこと(方法論的には古いやつ)▲いまの大学生にはかなりアニメが見ているように感じられる、と著者。そして、自分の学生時代であればアニメを見る大学生は「特殊な層」という感覚があった、とも(この感覚は共有する)▲90年代のJ-Popが産業的にもひとつの転換期。2017/10/09

ぷほは

6
発売当初に書店バイトだったので手を取ってみると、5章のジャンプ論が浅かったので、そっと棚に戻した覚えがある。しかし通読してみるとまた違った感慨も。アドルノ研究者なので批判的に検証された文化産業群が主な事例であり、70年代のオカルトブーム論はJホラーブームとの関連性を考えさせられ、70年代フォーク論はロックの日本受容との比較が可能であるように思われた。『フラットカルチャー』の参照がないのは残念であり、90s以降の「ポピュラー」を語ることの困難さが、3.11を機に裏返ってしまったのかもしれない。今日で11年。2022/03/11

田中峰和

2
架空の講義録という設定だが、20歳前後の学生に70年代から90年代のポピュラーカルチャーを講じても居眠りされるのがオチ。むしろその時代を振り返れる中高年向けの講義ならアリだ。70年代は社会批判を歌う岡林がフォーク・ソングに火をつけ、優しさを求めるニューミュージックへと移行。80年代後半には少年ジャンプの台頭。成長の限界が語られる状況下、ドラゴンボールは強さのインフレを起こし収拾がつかず終了。90年代半ばの音楽業界は経済バブルが終わっても空前のバブル。小室哲哉はヒットを量産した。さて今のブームは不倫報道か?2017/09/09

おーちくん

0
ダサカッコイイというワードの正体がわかる本2018/12/17

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