内容説明
都市とファンと選手が一体化した、スポーツのあるべき姿とは。アメリカプロスポーツビジネスの現況を豊富な図版とともにわかりやすく解説し、リーグが大切にする哲学や都市との協働、スポンサーシップについても紹介。アメリカンフットボールで頂点を極め、現場を熟知する元ビジネスマンだからこそ書けた、生きたスポーツビジネスを学ぶための一冊。
目次
1章 世界最高峰のスポーツビジネスモデル(アメリカスポーツビジネスの動向;スポーツスポンサーシップビジネスが好調な理由 ほか)
2章 戦力均衡を生みだす哲学(リーグ運営の原理;クローズドリーグ ほか)
3章 都市と一体化したスポーツマーケティングとツーリズム戦略(アリゾナ州とスポーツツーリズム;フェニックスエリアとスプリングトレーニングキャンプ ほか)
4章 カクタス・リーグの現場を、アメリカスポーツ文化を肌で感じる
5章 日本のスポーツビジネスの課題(国立競技場建設費問題;エンブレム盗作問題 ほか)
著者等紹介
川上祐司[カワカミユウジ]
帝京大学経済学部准教授。1965年京都市生まれ。1988年日本体育大学体育学部体育学科卒業。2007年筑波大学大学院修士課程スポーツシステム・健康マネジメント専攻修了。1988年、株式会社オンワード樫山入社、メンズ事業部にてポロ・ラルフローレンを担当、アメリカンフットボールの名門オンワードオークスに入部し、同年フィールドゴール日本記録58ヤードを樹立。「ライスボウル」「パールボウル」二連覇など数々の栄冠に貢献。1997年から、富士通株式会社の広報IR室、マーケティング本部宣伝部にて、スポーツサイト企画、スポンサーシップ業務、プロモーション業務などのスポーツマーケティング全般に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Nosuke.M