内容説明
海に精通し、船舶が行き交う港や海峡、内海で、船舶を安全に導くという重要な役割を担うスペシャリストたち。水先案内人という、知られざる職業の魅力に迫る。
目次
第1部 瀬戸内海の船の守り神たち(瀬戸内海の船を守る女神;瀬戸内海の船の守り神)
第2部 知られざる水先案内人の世界―現役パイロットたちの語りあい
第3部 内海水先区水先人会 大泉勝会長に聞く
第4部 Q&Aで学ぶ水先案内人(水先人とは?;水先人の起源は。いつから? ほか)
著者等紹介
森隆行[モリタカユキ]
1952年徳島生まれ。1975年大阪市立大学商学部卒業。同年大阪商船三井船舶株式会社(現株式会社商船三井)入社。1996年AMT freight GmbH(出向)社長。2001年丸和運輸機関(出向)海外事業本部長。2004年株式会社商船三井営業調査室主任研究員。2006年商船三井退職。流通科学大学商学部教授。神戸大学海事科学研究科客員教授、タイ王国マエファルーン大学特別講師、日本物流学会、日本海運経済学会、日本港湾経済学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むさみか
6
全く知らない世界だったので 読んでいても驚くことばかり 小さなタグボートから 船へ乗り移るときは 梯子一本であがる体力仕事だったり 会社員ではなく 個人タクシーのような 個人事業主であること 港から港まで乗船している時間も 様々であるということ 門外漢でもわかりやすく面白かったです2019/12/13
Mitsuaki Saito
1
瀬戸内海の水先人のお仕事を紹介しています。さすがプロという感じ。昔は外航船船長の第二の職場でしたけど、今は制度が変わって、学校出て20代で水先人になれるんですね。どうでしょう。2017/08/25
Abercrombie
0
多くの船舶が行き交う港や海流の複雑な海峡、内海で、船舶を安全に導くスペシャリスト、水先案内人。一般にはほとんど知られていないであろう、水先案内人のことが一通りわかるようになる一冊。ちと誤字脱字の多さが気になる。2017/07/19