内容説明
永遠を追い求めるギリシアと、変化する自然を受け入れる日本。ギリシア神話、日本神話、ギリシア哲学を、美術で読み解く。
目次
ギリシアと日本の神話元型
ギリシアと世界の洪水元型
ギリシアの犠牲とキリスト教の殉教者
供犠とソクラテスの敬虔
ギリシアとエジプトをつなぐ神話
ギリシアの人間神像とエジプトの半獣神像
ギリシア美術における神と人の距離
神々に謙虚だった七賢人
ギリシア神話を言い換えたイオニア自然哲学
数を神としたピュタゴラス学派
アルテミス神殿に著書を奉納したヘラクレイトス
オリュンポスの十二神を否定したエレア派の一者
デモクリトスの原子論と日本の浮世絵
エンペドクレスの4元素とヴァチカン署名の間
ギリシアと日本の庭園
著者等紹介
門屋秀一[カドヤシュウイチ]
1967年、愛媛県松山市生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学博士(人間・環境学)。京都大学総合人間学部(日本学術振興会)特別研究員としてドイツ・フンボルト大学に研究渡航。“門屋美学研究所”設立。立命館大学、佛教大学、滋賀県立看護専門学校で非常勤講師、NHKカルチャー、朝日カルチャー、毎日カルチャー、京都新聞カルチャー、神戸新聞カルチャー等で講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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