内容説明
社会科学の分野において、方法論的に発展し応用領域を拡大してきた「質的比較分析(QCA)」。QCAの方法論(csQCA,mvQCA,fsQCA,MSDO/MDSO)を1つの視座で統一的・体系的に学び、QCAの全体像を理解する。
目次
第1章 アプローチとしての質的比較分析(QCA)
第2章 比較研究デザイン―事例と変数の選定
第3章 クリスプ・セットQCA(csQCA)
第4章 マルチ・バリューQCA(mvQCA)
第5章 ファジィ・セットQCA(fsQCA)
第6章 QCAの適用例についてのレビュー
第7章 QCAへの批判に取り組む
第8章 おわりに―配置構成的比較法(CCM)の今後の展開
著者等紹介
石田淳[イシダアツシ]
2005年関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。現在、大阪経済大学准教授
齋藤圭介[サイトウケイスケ]
2014年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。現在、明治大学研究知財戦略機構客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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