内容説明
人間は宇宙のほんの小さな微粒子にすぎない。それでもこの矛盾に満ちた人生をどう生きればよいのかと問わずにはおられないのが人間である。本書は人間の光と闇を深く見据えつつ、人生問題に思い悩む人に向けて発せられた著者渾身の哲学的メッセージである。
目次
1(欲望と向き合う;人生の真実;他愛に生きる;他愛から自愛へ;信仰と愛)
2(無仏無魔;無の身体;無の安らぎ)
3(純粋意識;宗教的自己;私の人生観;人生観再考;人生と向き合う)
著者等紹介
林信弘[ハヤシノブヒロ]
1947年神戸生まれ。1976年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、立命館大学名誉教授・同大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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