内容説明
日本政治思想における初の“概念史”の試み。古代からの連続性がある西洋とは異なり、日本の政治概念には、中国・朝鮮からの律令制・仏教・儒教、中世のキリシタン、そして江戸時代末期以降の西洋思想の流入によって大きな断絶が生じた。本書は、この断絶のなかに流れる水脈を辿り、日本の政治概念の変遷を見定めようと試みる。
目次
天皇
神道
公論
道
国体
家
性(セクシュアリティ)
政体
社会
権利
政党
民主主義
著者等紹介
米原謙[ヨネハラケン]
1948年生まれ。中国人民大学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。