目次
第1章 「大東亜の親和」の色に染められない―太宰治の魯迅伝記小説『惜別』
第2章 「東北」日本の美学のルーツ―被災美学者阿部次郎の『三太郎の日記』ほか
第3章 阿部次郎美学の再構築
第4章 トランス・アジアのアート・シーレーン―和辻哲郎『風土』論の拡大的解釈
第5章 「新キニク派の美学」とはだれのいかなる美学か―スローターダイクとシュリンゲンジーフの「対話」を手がかりに
第6章 「妙」に関するエコ(Eco)美学的考察
第7章 シュライアマハーとロマン派
第8章 「すべての人は芸術家である」―シュライアマハー倫理学の感情表現の現場への立会い
著者等紹介
岡林洋[オカバヤシヒロシ]
1952年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程(後期)退学。博士(文学)。現在、同志社大学エコ美学&科学国際研究センター長。同志社大学文学部美学芸術学科、大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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