多面的視点からのソーシャルワークを考える―研究と実践をつなぐ新たな整理

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771027312
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3036

目次

第1部 理論編(マルチシステミック・アプローチとは;日本におけるソーシャルワーク研究の到達点;マーゴリンのソーシャルワーク批評に関する考察;現象学とソーシャルワーク実践、その援用の可能性に関する考察)
第2部 視点編(エスノグラフィーの視点とソーシャルワーク;スピリチュアルケアの視点とソーシャルワーク;文化的コンピテンスとソーシャルワーク;エンパワメントとソーシャルワーク―精神障害者家族への支援の在り方に関する一考察;ストレングス視点とソーシャルワーク)
第3部 実践編(医療ソーシャルワークの技法としてのケアマネジメントの展開―脳血管障害の高齢者を地域で支えるための地域包括ケアのあり方;地域における子ども支援拠点の開発とソーシャルワーク―子どもの貧困問題とマルチシステミック・アプローチ;在日外国人に対する福祉NPOの多元的な実践;自閉症者の家族のエンパワメントを図るソーシャルワーク;発達障害者の就労を通じた自立支援とソーシャルワーク;学校で粗暴な行為をする秋雄(仮名)のケース(スクールソーシャルワーク)
若年性神経難病患者の地域生活を見据えた退院援助におけるソーシャルワークの展開
権利擁護領域におけるソーシャルワーク
公私協働によるソーシャルワークの展開)

著者等紹介

熊谷忠和[クマガイタダカズ]
川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科教授、博士(社会福祉学)。1954年滋賀県出身。日本福祉大学社会福祉学部卒業。医療ソーシャルワーカー(23年間)。龍谷大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学

長崎和則[ナガサキカズノリ]
川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科教授、博士(社会福祉学)。1959年京都府出身。桃山学院大学社会学部卒業。高知女子大学(現・高知県立大学)大学院健康生活科学研究科健康生活科学専攻博士後期課程修了

竹中麻由美[タケナカマユミ]
川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科准教授、修士(社会学)。社会福祉士、介護支援専門員。関西学院大学社会学研究科社会福祉学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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saiikitogohu

1
「…しかし、クライエントの方は、ソーシャルワーカーについての他の人の見解をまったく知らされることがない。したがって、そこにはつねに非対称、不均等、差異が保証されている」31「あるがままに、とは客観的に利用者が今の状態のまま変化することなく、という意味ではなく、ソーシャルワーカーが自分自身に沸き上がってくる感情に気づき、それを自覚的に脇に置くこと、その上で、利用者が今抱いている感情や置かれている状況をできる限り本人の意に沿って理解し、批評せずに自分の中に聞き入れる」462019/04/18

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